京都丹後鉄道・特急車両「丹後の海」運行開始
今年4月に上下分離で運行を開始した、京都丹後鉄道(以後 丹鉄)(施設保有:北近畿タンゴ鉄道株式会社、運行:WILLER TRAINS株式会社)に、「海の京都」をイメージした車両「丹後の海」が登場しました。
デザインを手掛けたのは、ドーンデザイン研究所の水戸岡 鋭冶氏で、クルーズトレイン「ななつ星 in 九州」や「或る列車」など数多くの車両やJR九州の駅舎デザインを手掛けていて、丹鉄の「あかまつ・あおまつ・くろまつ」も水戸岡氏が手掛けています。また、「あかまつ・あおまつ・くろまつ」は丹後域内の車両でしたが、「丹後の海」は、JRへの直通も出来て、丹後域内外を結ぶ車両となります。
12月1日出発分からは丹鉄沿線の人が、東京観光、東京ディズニーリゾートへ丹鉄と高速バスWILLER EXPRESSをセットにした商品を発売されています。天橋立・宮津駅から特急で京都駅へそこから高速バスWILLER EXPRESSで目的地へ向かいます。
WILLER TRAINS 村瀨社長とドーンデザイン研究所 水戸岡 鋭冶氏
今回の「丹後の海」は、1996年から導入の特急車両ダンゴ・ディスカバリー(KTR8000形)を改造した車両で、外観は、 丹後の美しい海を想起する、藍色メタリックを使用し丸みのあるオデコを生かしています。
ダンゴ・ディスカバリー
また、シンボルやロゴには金色を使用し、側面には、松、丹鉄のロゴ、海が描かれています。
車体のいたる所には、シンボルやロゴを配し、どこで撮っても記念撮影になるように配慮がなされています。
車内に入ると天井から床まで可能な限りの天然木を使用し、豊かな空間を演出しています。
座席も種車のものをリニューアルしており、その際に木が使われています。
また、自由席側にはフリースペースが設けられ、ソファーに腰掛け車窓を楽しみながら、会話が弾みます。
11月13日には、宮津駅で出発式が行われ、乗務員への花束贈呈やWILLER TRAINSの村瀨社長、宮津市長、デザインを手掛けたドーンデザイン研究所の水戸岡 鋭冶氏などによるテープカットが行われました。
運行スケジュールは以下の通りです。
※このダイヤは予定であり、変更される場合がございます。
※途中駅の時間は各時刻表でご確認下さい。
詳細は、京都丹後鉄道のホームページをご覧ください。
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