東武鉄道「SL大樹」に2機目のSL「C11形325号機」が運行開始

2020年(令和2)年12月26日土曜日、東武鉄道では2機目のSLとなる「C11形325号機」がSL大樹として営業運転を開始しました。SLは真岡鐵道(下館~茂木)で運行されていた車両で、芳賀地区広域行政組合より7月30日木曜日に東武鉄道が譲受し整備を進め、2020年12月2日水曜日に火入れ式、12月6日日曜日には、南栗橋車両管区でお披露目イベントを開催、12月22日から24日は各日異なるデザインのヘッドマークを掲出して試運転が行われました。

SL機関庫で出発の準備をするC11形207号機とC11形325号機

営業運転開始当日は下今市駅で出発式が行われました。式典で吉野常務執行役員 鉄道事業本部長の挨拶があり、「C11形325号機が運行を開始、先日にはSL機関士の自社養成の発表を行った、これによりハード・ソフトの両面においてSL事業を推進することで、日光・鬼怒川エリアの活性化に寄与していきたい」と話していました。

吉野常務執行役員 鉄道事業本部長

また、1月11日月曜日までの8日間は、SL2編成で運行、大桑駅でSLの交換風景が見られました。現在C11形207号機が検査に入っていますが終わればまたSL2編成での運行が可能となります。

吉野常務執行役員 鉄道事業本部長、大嶋日光市長、石坂真岡市長らによるくす玉開披
出発合図をする石崎下今市駅長
乗客を見送る石崎下今市駅長

また、1月11日月曜日までの8日間は、SL2編成で運行、鬼怒川温泉駅や大桑駅でSLの交換風景が見られました。現在C11形207号機が検査に入っていますが終わればまたSL2編成での運行が可能となります。