鉄道博物館 収蔵資料展「鉄道写真家・南 正時作品展~蒸気機関車のある風景 西日本編~」を開催中!

鉄道写真家・南 正時氏

 埼玉県さいたま市にある鉄道博物館のスペシャルギャラリー1にて、「鉄道写真家・南 正時作品展~蒸気機関車のある風景 西日本編~」が開催されています。この収蔵資料展は鉄道写真家として半世紀にわたり活躍を続ける南 正時氏が、今まで撮り続けてきた作品を鉄道博物館に寄贈することになり、それを記念して前回の東日本編に続き開催されています。今回の西日本編では南氏から寄贈された約1000点の写真の中から北陸、関西、山陰、九州の各線で撮影した約70点の作品が展示されています。展示はコーナー分けがされていて、「四季を駆ける」日本の四季を走る蒸気機関車の作品を展示、「個性豊かな機関車たち」では、西日本地区は機種に特徴を持った機関車が多くその雄姿を紹介しています。また、昭和40年代に関西・山陰・筑豊・阿蘇・南九州を走る蒸気機関車の作品が展示されています。

作品はテーマごとにコーナー分けされている。
デジタル化の工程が紹介されている。
作品の路線がわかるように国鉄時代の列車にあった地図で紹介している。

パネル展示してある作品は、フィルムをスキャニングしてデジタル化したものでその工程も紹介してあります。他にも今年は鉄道開業150年で、鉄道開業100年の光景や明治時代の施設の写真を展示、初代鉄道博物館時代から展示されていた15分の1の蒸気機関車の模型が3両展示してあります。

初代鉄道博物館時代から展示されていた模型

この作品展は6月13日月曜日まで行われています。3月19日(土曜日)・20日(日曜日)には、本館2階のてっぱくシアターにて「特別イベント 南 正時氏 トークショー」が行われます。