鉄道博物館 2021年秋の企画展「山手線展~やまのてせんが丸くなるまで~」を開催! 2022 年1月 31 日(月)まで
埼玉県さいたま市にある鉄道博物館で、2021年秋の企画展「山手線展~やまのてせんが丸くなるまで~」が開催されています。通常の企画展では鉄道博物館の学芸員が学術研究をして展示や解説を行いますが、この企画展では埼玉県教育委員会と連携し、埼玉県立新座総合技術高等学校の生徒さんが参画した企画展となっています。
2階スペシャルギャラリーでは、山手線トリビアとして路線名に「やまのてせん」「やまてせん」を使われた話や山手線唯一の踏切紹介など約20の話題が取り上げてあります。また、山手線の浜松町と高輪ゲートウェイを除いた、国鉄時代の駅名標も展示されています。
山手線の歴史紹介のコーナーでは、山手線が出来る段階までの資料や環状運転になるまでの変遷などの解説があり、山手線が出来た事による副都心の形成や山手貨物線の旅客化の説明や歴代の車両などが紹介されています。
また、高校生が考案したプロジェクター投影があり、車両の特徴や路線の高低差を紹介しています。
また、トレインレストラン日本食堂とビューレストラン、キッズカフェでは、高校生が考案したメニューが並び、山手線に関連した食材が食べられます。
また、図録のイラストや高校生向けのパンフレット、共通ロゴも高校生が作製しました。イベントも高校生の手で実施され、各館に設置されたQRコードを読み取るイベントを開催しています。11月29日月曜日までは、山手線に関連するクイズに解答する。「山手線デジタルクイズスタンプラリー」、12月1日水曜日から1月31日月曜日までは、高校生の主人公が山手線の歴史について調べていくシナリオゲーム「課外学習 in てっぱく~山手線に詳しくなった件~」が開催されます。12月1日水曜日から20日月曜日までは、高校生が考えた共通ロゴをデザインした連携事業の記念ヘッドマークを本館1階のC57形蒸気機関車に取り付けます。11月3日水曜日と1月9日日曜日、10日月曜日の13時から14時30分には、学芸員による解説イベントがあり、企画展の見どころ、展示の詳しい解説を聞くことが出来ます。
また、エントランス付近には、「渋沢栄一と鉄道」展示コーナーが1月10日月曜日まで設けられ、鉄道博物館が所蔵する資料のうち、渋沢栄一と鉄道会社の関係がわかる資料が展示されています。
詳しくは、鉄道博物館の公式ページをご覧下さい。