岩倉高等学校の文化祭「岩倉祭」開催
台東区上野駅前にある、岩倉高等学校で毎年恒例の岩倉際が9月26・27日に開催されました。
この学校は、明治30年に神田錦町で開校した「私立鉄道学校」がルーツで、
明治34年に現在の上野に校舎が建築されました。学校名は、鉄道界の恩人、
岩倉具視の岩倉二文字を冠にしています。
岩倉際の当日は、保護者をはじめOBや一般の方も来場し、開場時から大勢の人で賑わいました。
中庭のテントでは、焼きそば、たこ焼き、餃子やフルーツなどの食べ物の販売などが行われていました。また、校舎の各教室では、クラスの生徒が工夫を凝らした様々なイベントが行われ来場者を楽しませていました。昨年からは、男女共学となり、廊下や教室の入口では、女子が元気に案内などをしていました。
中庭に並ぶフードブース
教室では部活の紹介や生徒手製のアトラクションやイベントなどで来場者を楽しませた。
また、鉄道学校らしく鉄道実習で使用する電車運転シミュレーターの運転体験、
ミニ電車やSLの乗車体験、鉄道部品の展示や模型の運転などが行われました。
電車運転シミュレーター
幻のC63、20年前より部員に引き継がれ走行するまでになった。
ウルトラクイズでは、スーパーベルズの野月さんも登場!鉄道の濃いクイズが出題された。
2日間で6,500名以上の来場がありました。
なお、岩倉高校は、普通科と運輸科があり、大学進学から鉄道会社就職まで幅広く対応し、現在約1,200名の生徒が学んでいます。クラブは、運動系で13部、文化系で13部があり、また、地域活動にも積極参加をしています。今年は、全国高校生「観光プランコンテスト」で、全国旅行業協会会長賞を受賞しています。
2015年10月10日から11日にJR上野駅で開催された
上野駅トレインフェスティバルでは、
吹奏楽部による「鉄道」をテーマにしたトレインコンサートや