東海汽船で25年ぶりの新造ジェット船「セブンアイランド結」が2020年7月13日より就航
2020年7月12日
2019年11月創立130周年を迎えた東海汽船が、さるびあ丸に続き、新造ジェットフォイル「セブンアイランド結」が2020年7月13日月曜日より就航します。これに先立ち7月9日木曜日に内覧会が行われました。「セブンアイランド結」は、船齢が36年を迎えた「セブンアイランド虹」の置換えとして登場しました。ネーミングは、芸術家の野老朝雄氏により、島と本土をというコンセプトを取り入れて命名、船体のデザインは、東京諸島を流れる黒潮をイメージした「TOKYOアイランドブルー」藍色を多く多用し、大海原を進む力強さと、どこか懐かしさを感じるデザインに、大きな結び目マークを用いています。本船の全長 27.36m、幅 8.53m、深さ 2.59m、総トン数176トン、航海速力43ノット(約80㎞/h)なっています。
旅客定員は1階2階合わせて241人で、ジェット船は東京の竹芝または静岡の熱海港から大島・利島・新島・式根島・神津島方面を結びます。東京から大島までは最短1時間45分で結んでいます。本船の特徴ジェットフォイル初のバリアフリー船となります。
主な設備として、1階と2階を繋ぐ階段に昇降式チェアや多目的トイレなどを備え、また車いす等でも転回しやすい空間や、容易に移ることができる広めの座席を一部に設定するなど、どなたにも使いやすい船となっています。