東武鉄道の蒸気機関車(SL)復活運転プロジェクト

来年夏に東武鬼怒川線の下今市から鬼怒川温泉間で運行予定の蒸気機関車C11形207号機が、8月19日久喜市にある東武鉄道南栗橋車両管区に到着しました。SLは、12日にトレーラーに積込まれ、JR北海道の苗穂工場を出発、苫小牧港よりフェリーで大洗港に到着、大洗より陸送で運ばれてきました。到着後、クレーンで降ろされ、東武鉄道のレールに足が着きました。また、9月12日には、今後の準備や運転についての安全を祈願する火入れ式が行われ、根津社長によりボイラーの火室に点火、牧野専務と都筑鉄道事業本部長により石炭が投入されました。
車両はJR北海道、貨物。西日本、四国より、転車台は、JR西日本、検修員と乗務員養成は、JR北海道、秩父鉄道、大井川鐵道、真岡鐵道と多数の鉄道事業者の協力より復活へ向かっているのが分かります。来年4月頃からは鬼怒川線での試運転が始まる予定です。
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C11形207号機

火入れ式の様子
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根津社長によりボイラーの火室への点火が行われた

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検修庫
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車掌車