京都鉄道博物館

京都市にある昨年オープンしたばかりの京都鉄道博物館は、SLから新幹線まで展示車両が日本最大級の53両もあり、営業線とつながっているので現役車両の展示もある博物館です。屋外の扇形車庫には20両のSLが並びまた、SL牽引の「SLスチーム号」に乗れ、蒸気機関車の魅力に触れることが出来ます。また、屋内では、車両の構造や機能が学べたり、乗務点呼を行ってからシミュレータを運転する訓練さながらのお仕事体験などが出来ます。京都旅行などで立ち寄ってみてはいかがでしょうか

地方創生をテーマに生まれ変わった、「丹後くろまつ号」

DSC05850_320
京都丹後鉄道の食堂列車「丹後くろまつ号」では、これまで沿線地域の海や山の幸を使った料理を提供してきましたが、4月からは、地方創生をテーマにした列車に生まれ変わりました。食を楽しむだけでなく、食を通じて沿線地域の魅力を発見できる新しいサービスが盛り込まれています。
先日、「丹後くろまつ号」の試乗会があり筆者も試乗しました。

DSC05550_320
天橋立駅

まず、コースは4月から6月までは、「丹後のこだわり味わいコース」で、午前中運行の「BETSUBARA(べつばら)」、昼運行の「MANPUKU(まんぷく)」、夕方運行の「YOKUBARI(よくばり)」「TASHINAMI(たしなみ)」があり、各コースとも内容が異なります。
DSC05565_320

今回乗車したのは、「MANPUKU(まんぷく)」コースで、天橋立駅集合後、ホームにある屋台で焼きたての地魚の一刻干しと黒ちくわの七輪焼きをもらい、ホームのベンチで味わいます。
DSC05648_320
ホームの屋台

DSC05570_320
DSC05572_320
DSC05606_320
くろまつ号のアテンダントさん

DSC05613_320
一刻干しとは、その日に獲れた新鮮な魚をすぐさばき、丹後の海塩水を使った、うす塩味の昆布出し汁に漬け込み、旨みを引き出すために短時間で干した「一夜干し」である。

DSC05617_320
ホームのベンチで味わう参加者。

ホームで焼きたての魚を食べたあと、食堂列車「丹後くろまつ号」に乗り込みます。
DSC05688_320

DSC05697_320
天橋立に入線する「丹後くろまつ号」
DSC05840_320

車内は、木を使用していて4人掛け、2人掛けのテーブル席が並び食べて楽しむ列車です。
DSC05706_320
DSC05723_320
発車後アテンダントによる挨拶があり、またスタッフ一人ひとりの挨拶があります。
DSC05719_320
挨拶のあと、沿線にある久美浜湾で獲れた魚介類を獲り入れた漁師汁が運ばれてきます。この漁師汁が席に運ばれる前に、沿線の魅力・生産者の想いをテーブルに備え付けてあるタブレット端末で視聴をしてから、実際の料理が運ばれてきます。
生産者の想いを思い浮かべながら漁師汁をいただきました。
DSC05729_320
テーブルに備え付けてあるタブレット端末。
DSC05730_320
DSC05745_320
DSC05753_320
漁師汁の中には、鯛せんべいが入る。

次は、丹後ばら寿司まつぶた盛りと茶わん蒸しで、映像を視聴した後、網野駅に停車、駅では、丹後ばら寿司と茶わん蒸しが車内に積み込まれ、料理人の手により、各席の前で丹後ばら寿司が盛られます。この寿司は結構ボーリュームがあり、また茶わん蒸しも美味しく満足しました。
DSC05760_320

DSC05781_320
網野駅での積み込み。
DSC05797_320
まず、茶わん蒸しがテーブルへ運ばれる。
DSC05823_320
カラフルな丹後ばら寿司。
DSC05825_320
DSC05837_320
京丹後地方のみに古くから伝わる、独特の寿司で、折にすし飯を詰め、その上に鯖のおぼろと干瓢をちらし、さらにすし飯を重ね、その上に鯖のおぼろ・干瓢・たけのこ・錦糸玉子・椎茸・かまぼこ・青豆・生姜が盛り付けてある。

最後のデザートは、くろまつ号限定の米粉ブラックスイーツで、米粉スイーツは、地元城崎で愛される人気にスイーツで美味しかったです。
DSC05881_320
くろまつ号限定の米粉ブラックスイーツ

DSC05756_320

その後、「くろまつ号」は久美浜駅に停車、ここでは列車交換待ちなどで長停車、駅前を見学したり、駅横にある直売所で買い物が楽しめます。

DSC05886_320 DSC05889_320
DSC05914_320 DSC05909_320 DSC05910_320  DSC05936_320
普通列車を先に。

久美浜を発車するとアテンダントの挨拶があり、終点の豊岡に到着。アッという間の楽しい3時間でした。
DSC05970_320
ちりめんのお土産が付く。

是非車内、車外で楽しめる列車「くろまつ号」に乗ってみてはいかがでしょうか? DSC05981_320
豊岡到着した、丹波くろまつ号

DSC05983_320 DSC05987_320

動画

京都丹後鉄道・特急車両「丹後の海」運行開始

今年4月に上下分離で運行を開始した、京都丹後鉄道(以後 丹鉄)(施設保有:北近畿タンゴ鉄道株式会社、運行:WILLER TRAINS株式会社)に、「海の京都」をイメージした車両「丹後の海」が登場しました。

デザインを手掛けたのは、ドーンデザイン研究所の水戸岡 鋭冶氏で、クルーズトレイン「ななつ星 in 九州」や「或る列車」など数多くの車両やJR九州の駅舎デザインを手掛けていて、丹鉄の「あかまつ・あおまつ・くろまつ」も水戸岡氏が手掛けています。また、「あかまつ・あおまつ・くろまつ」は丹後域内の車両でしたが、「丹後の海」は、JRへの直通も出来て、丹後域内外を結ぶ車両となります。

12月1日出発分からは丹鉄沿線の人が、東京観光、東京ディズニーリゾートへ丹鉄と高速バスWILLER EXPRESSをセットにした商品を発売されています。天橋立・宮津駅から特急で京都駅へそこから高速バスWILLER EXPRESSで目的地へ向かいます。
DSC0763

DSC07600_400
WILLER TRAINS 村瀨社長とドーンデザイン研究所 水戸岡 鋭冶氏

今回の「丹後の海」は、1996年から導入の特急車両ダンゴ・ディスカバリー(KTR8000形)を改造した車両で、外観は、 丹後の美しい海を想起する、藍色メタリックを使用し丸みのあるオデコを生かしています。
DSC05657_400
ダンゴ・ディスカバリー

また、シンボルやロゴには金色を使用し、側面には、松、丹鉄のロゴ、海が描かれています。
DSC07582_400
車体のいたる所には、シンボルやロゴを配し、どこで撮っても記念撮影になるように配慮がなされています。

車内に入ると天井から床まで可能な限りの天然木を使用し、豊かな空間を演出しています。
DSC07534_400

座席も種車のものをリニューアルしており、その際に木が使われています。
DSC07518_400
また、自由席側にはフリースペースが設けられ、ソファーに腰掛け車窓を楽しみながら、会話が弾みます。
DSC07560_400
11月13日には、宮津駅で出発式が行われ、乗務員への花束贈呈やWILLER TRAINSの村瀨社長、宮津市長、デザインを手掛けたドーンデザイン研究所の水戸岡 鋭冶氏などによるテープカットが行われました。
DSC03794_400 DSC03800_400

運行スケジュールは以下の通りです。
京都丹後鉄道・特急車両「丹後の海」
※このダイヤは予定であり、変更される場合がございます。
※途中駅の時間は各時刻表でご確認下さい。
詳細は、京都丹後鉄道のホームページをご覧ください。

動画はこちら