コートヤード・マリオット銀座東武ホテルのレストランがリニューアルオープン

2023年11月1日、全面改装が行われている「コートヤード・マリオット銀座東武ホテル」のレストラン部分がリニューアルオープンしました。10月26日に内覧会が行われました。

佐々木清史総支配人


佐々木清史総支配人より挨拶があり、大規模な改装は2007年以来のことです。コートヤードは1985年10月15日に忙しいビジネストラベラーのために作られたホテルで、世界中に現在約1200軒あります。そして銀座東武ホテルは日本第1号店とのことです。今回の改装では、1階を大改装、フロントやラウンジがあった場所がメインダイニング「RISTASIX(リスタシックス)」となっています。ネーミングの意味は、リラックス、リフレッシャ、リバイブのRに、いつでも心地よく過ごせる場所を「RISTA」と名付け、「SIX」は、銀座6丁目の地場で一生懸命頑張る気持ちと6つの時間やシーンを提供するとのことです。またキャッチフレーズは「Rな気分でリスタシックスへ行こう」です。リスタシックスへは昭和通りからダイレクトに入れ、フロントへは交詢社通りから入る形となります。またホテルは角地にあるので、外側の入口を作り直し、色んな所から人が集まる賑やかしを作るホテルにしたいと話していました。

メインダイニング「RISTASIX(リスタシックス)」
昭和通り側に直接外の風を感じられる開放的な席がある。


地下1階に1987年10月に開業した「バー光琳」も改装、街場のバーと組んでオープンしました。また、葉巻が吸える専用シートがあり、メイドインジャパンのウイスキーを提供することで外国人の需要に応え、ノスタルジック感が残っているのでリニュアルの意図としては「バー好き・ウイスキー好きの方にご利用いただきたい」との思いがあります。

バー光琳
ソファー席
シガールームの入口に飾られた葉巻
シガールーム


また、ホテルの機能性アップのためにワークラウンジスペースも地下1階に設けられています。

ワークラウンジスペース


リスタシックスのメニューの一部を紹介します。
ヌードルの部にあるフォーは、レモングラスのフォーでチキンベースとなっています。蒸し鶏、パクチー、海老を添えて食べます。


ランチプレートはSATEが1種または2種、メインは2種類から選べ今回はミーゴレンでした。他に野菜、スープ、デザート、コーヒーまたは紅茶が付きます。メインとデザートは週替わりまたは月替わりとなります。メニューはボードで案内されます。

ランチのメニューが書かれたボード

TOKYO SATEは、SATEは東南アジアの料理ですが、それを東京バージョンとして、レストランに落とし込んで表現してあります。海鮮はイカ・海老を、鶏肉は国産鶏を使用、柚子などをたれに入れて東京らしさを表しています。

サラダはタイのカオヤムサラダで見た目が綺麗です。真ん中のライスはジャスミンライスをバタフライピーで炊いたご飯で、ライムを垂らすとピンク色になり、ソースをかけて食べます。


野菜は東京地産地消を取り寄せて使用しています。入荷状況によって料理の内容が変わる場合があります。

田倉農園の東京野菜
カクテル 金木犀のアイスティとスモーキーパイナップルミュール

バー光琳の昼のメニュー


チョコレートのカヌレと抹茶のカヌレ
福岡県八女の抹茶フィナンシェ
鹿児島県知覧のほうじ茶フィナンシェ
鹿児島県屋久島の紅茶フィナンシェ

左から柿とほうじ茶を使った泡のデザートとマスカットと白折を使った泡のデザート
左からレモングラスが入っているほうじ茶とお茶サンルージュ

鹿児島県徳之島のお茶サンルージュはアントシアニンが入って、糖を入れると色が変わります。

さえみどりのお茶

カクテルはマスカットルージュでマスカットと大葉と酢橘を混ぜた甘めのシロップの上にサンルージュがかかっています。

客室は12月1日(金)にリニューアルオープンします。