高岡の観光列車

昨年、北陸新幹線が開業した高岡には、国宝・瑞龍寺や前田利長墓所、高岡城跡(高岡古城公園)、高岡御車山、山町筋重要伝統的建造物群保存地区、菅野家住宅、金屋町重要伝統的建造物群保存地区、銅造阿弥陀如来坐像(高岡大仏)など歴史的価値のある、有形・無形文化財があり、文化庁が創設した第1弾日本遺産に高岡市の「加賀前田家ゆかりの町民文化が花咲くまち高岡―人、技、心―」が認定されています。
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国宝・瑞龍寺

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金屋町重要伝統的建造物群保存地区

その高岡駅を起点とする、城端線(高岡~城端)・氷見線(高岡~氷見)に、観光列車「ベル・モンターニュ・エ・メール」(愛称:べるもんた)が運行されています。
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観光列車「ベル・モンターニュ・エ・メール」(愛称:べるもんた)

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列車と一緒に記念撮影も出来る

列車名は、山の城端線・海の氷見線の特徴である「美しい山と海」をフランス語で表現しています。また、個性的な名称を親しみを持って呼んもらうため、愛称名を「べるもんた」としています。
ロゴデザインは、ゴールドの枠は窓枠を表し、車窓から見える山と海をシンボリックに描いてあります。また、 「Belles montagnes et mer」の文字で、城端線・氷見線を結ぶレールと、旅で訪れた土地と旅人の心をつなぐ架け橋をイメージしています。
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ロゴデザイン

この車両コンセプトは、「走るギャラリー」で、窓枠を額縁に見立て、山の城端線・海の氷見線の一番の魅力である変化に富んだ美しい自然の車窓を一枚の絵画のように望むことが出来ます。また、車内の随所に、沿線の伝統工芸品である「高岡銅器」や「井波彫刻」をイメージした装飾がなされています。
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額縁風にデザインされた窓枠は、最大幅2.52メートルある

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つり革の持ち手は、高岡銅器をイメージする銅箔、持ち手の上には、
城端・氷見線沿線4市を代表する図柄が装飾されている

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富山県南砺市の伝統工芸品「井波彫刻」が8作品展示

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砺波市の伝統工芸品が展示してある

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額縁に見立てた窓枠から望んだ雨晴海岸

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雨晴岩

車内では、「天然の生け簀」と称される富山湾で揚がる鮮度抜群の地魚と富山県産米を使った「富山湾鮨」を車内で鮨職人が握る、「ぷち富山湾鮨セット」(提供列車限定・事前予約制で3日前まで販売、購入はVISIT富山県へ)や城端線・氷見線沿線の造り酒屋で醸された地酒とおつまみのセット、「ほろ酔いセット」(予約不要・数量限定)が味わえます。

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車内で鮨職人が握る「富山湾鮨」が味わえる

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車内では、「高岡ラムネ」や「ほたるいか素干し」、「ゆずみそ」、「白えび紀行(柿山)」などの特産品が購入出来る

また、観光ボランティアガイドの方が同乗し沿線の説明をしてくれます。
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観光ボランティアの方による沿線説明

運転日・運転時刻
2016年2月28日(日曜日)の土曜日・日曜日 全車指定席
3月以降のについては、JR西日本のホームページにて発表
土曜日:城端線・氷見線(新高岡・高岡~氷見駅間) 1日2往復(最終は、氷見発高岡行)
停車駅:新高岡・高岡・伏木・雨晴・氷見

日曜日:運転区間:城端線(高岡~城端駅間) 1日2往復
停車駅:高岡・新高岡・砺波・福野・福光・城端

高岡には、他にも観光列車があります。
万葉線(高岡駅~越ノ潟)
高岡市出身の漫画家藤子・F・不二雄さんの代表作「ドラえもん」は、2112年9月3日の誕生、「誕生100年前」を記念して、2012年9月、万葉線に「ドラえもんトラム」が誕生しました。
車内外に、ドラえもんのキャラクターデザインされ、海外からも乗りに来るとても人気のあるトラムです。
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夏に行われる「高岡七夕まつり」七夕と一緒に万葉線が撮れる

氷見線(高岡~氷見)・城端線(高岡~城端)
氷見市出身の漫画家藤子不二雄Aさんにちなんだ、忍者ハットリ列車があります。
氷見線と城端線で運行され、氷見線では、忍者ハットリくんの声による沿線の案内放送があります。
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万葉線(高岡駅~越ノ潟)
万葉線の土日祝日には、射水市新港生まれの落語家 立川志の輔さんによる車内放送が、全25駅で流れます。ドラえもんトラムでは流れません。
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動画

歴史的文化財と観光列車を乗りに高岡を訪れてはいかがでしょう?