NEXCO中日本「ハイウェイみて!みて!ツアーズ」を開催

NEXCO中日本では新東名開通10周年を迎えたことを記念して、親子を対象とした高速道路の裏側を楽しく学べる現場体験ツアー、「ハイウェイみて!みて!ツアーズ」が開催されました。見学会は8月に神奈川県と静岡県の6地区で実施され、多数の参加応募があり人気のあるツアーです。
2022年8月10日水曜日は、「高速道路の舞台裏見学ツアー」が行われました。26名が参加、当日は本厚木よりバスで海老名市にある、かながわ考古学財団の門沢橋出土品整理室に移動しました。こちらではスライドを使用して、高速道路ができるまでの説明がNEXCO中日本厚木工事事務所の方よりあり、橋や舗装工事の工法や道路の点検などの紹介がありました。続いて、かながわ考古学財団の方より、発掘調査の説明や新東名高速道路を建設の時に、発掘された出土品の紹介や発掘の仕方などの説明がありました。

高速道路ができるまでの説明を聞く参加者
発掘調査の話しを聞く参加者

その後は整理棟へ移動して作業現場の見学です。まずは土器の分類・接合・復元作業を行う接合作業棟へ、ここでは、新東名高速道路建設地で発掘された約3500年前の縄文時代後期の住居跡からみつかった土器を接合して復元する作業が行われてました。水洗・木器棟は、遺跡から出てきた土器を水洗いする場所で、土器をブラシで細かく叩きながら洗っていました。

土器の水洗いを見学する参加者
接合作業棟での作業を説明


最後は、新東名高速道路建設に伴う調査で出土した、土器や石器などの説明があり、石器は実際に手に触れて重さなど体験しました。

新東名高速道路で出土した遺物の説明を聞く参加者
実際に手に取って確認が出来た


そのあとは、東名高速道路の横浜町田インター付近にある横浜保全・サービスセンターへ移動しました。こちらでは、高速道路をパトロールする道路巡回車、道路の路肩のペットボトルやごみを吸引する新型路面清掃車、路面が凍る前に湿らせた塩をまく湿塩散布車、10トンの水を積んで道路の汚れを洗い流す散水車、ブラシと吸引器を使って道路をきれいにする路面清掃車が展示されていました。

道路巡回車で説明を受けて体験する参加者
新型路面清掃車、ペットボトルで吸引体験
湿塩散布車での操作体験
散水車での操作体験
路面清掃車での操作体験
散水車の実演
参加者には、NEXCO中日本のキャラクターみちまるくんのグッズがプレゼントされた

各はたらくクルマでは、参加者が実際に操作体験を行い、普段は見られない黄色い車に触れることができました。記念撮影の後、お土産を貰い再びバスで移動、海老名サービスエリアで買い物を楽しみ出発地へ戻りました。

バスを見送る横浜保全・サービスセンターの方々