東武鉄道:3両目のSLC11形123号機が営業運転を開始

2022年7月18日月曜日、東武鉄道で3両目のSL、C11形123号機の出発式が行われました。式典は下今市駅構内の転車台広場で行われ、主催者の鈴木鉄道事業本部長より挨拶があり、C11形123号機の歴史を紹介、「SLC11形が3両体制となり安定運行が可能になります。今後は123号機の名前にふさわしく将来に向かってホップ・ステップ・ジャンプと力強く助走して飛躍するシンボルとして鉄道産業遺産の保存と活用、日光・鬼怒川エリアの活性化、東北復興支援の一助とこの3つの目的をさらに力強く推進したい。」と述べていました。

鈴木鉄道事業本部長


来賓の粉川日光市長の挨拶では「SL3両を活用した新たな事業が投資の資源として地域とともに益々発展することを切に願っている。」と述べていました。

粉川日光市長

挨拶の後、C11形123号機が転車台に入線、到着したのち、鈴木鉄道事業本部長、粉川日光市長らによるテープカットが行われました。

田沼下今市駅長・八木澤日光市観光協会会長・鈴木常務 鉄道事業本部長・粉川日光市長・三輪東武博物館理事長


テープカット後はホームへ移動し、C11形123号機が牽引する初の営業列車、9:33発「SL大樹1号」の出発セレモニーが行われ、田沼下今市駅長と粉川日光市長の出発合図により列車が出発しました。C11形123号機の運行スケジュールは東武鉄道のホームページで確認出来ます。

出発合図をする粉川日光市長と田沼下今市駅長