WILLER EXPRESS:本格的な~フレンチコースとお酒を味わいながら川崎工場夜景が楽しめるレストランバスのコースが誕生
WILLER EXPRESSの東京レストランバスにフレンチとお酒と川崎工場夜景を楽しむコースが登場しました。レストランバスは2016年に地域の魅力を伝えるため「ここにしかない日本を食べよう」をコンセプトに全国各地の観光地で限定運行され、2018年からは京都や東京にて通年運行が行われています。東京では、東京駅発着で、お台場方面を巡るコースがあります。バスは2階建で1階がキッチン、2階は対面式のテーブルと座席が備わっている食堂車で、天井には透明で開放可能なオープンルーフが備わっていて、非日常的な景色を楽しみながら食事が楽しめます。
2022年6月2日木曜日 マスコミ向けの取材会がありました。
今回の東京レストランバス【東京発川崎着】「フレンチとお酒と川崎工場夜景を楽しむ夜」コースは、東京駅 丸の内ビル前を18時出発、オードブルとサラダが既にテーブルに用意され、お酒を楽しみながら、夕方の皇居を横に走り東京タワーへ向かいます。スープが提供され、東京タワーに着く前に天井のオープンルーフが開き、空を見上げると、迫力ある東京タワーが間近で見ることができます。その後増上寺に移動、移動中、高さが約3mあるので道路標識や信号機がすごく大きく感じます。増上寺では約10分停車、夕方の東京タワーが2階席より撮影できます。
この先は、高速道路に入るためオープンルーフが閉じられ、温菜が出され、高速道路区間では飲み物のオーダーが一時ストップとなります。首都高速道路の芝公園料金所より料金所のゲートをギリギリ通過して、首都高速道路へ入ります。一般道では30キロ程度ですが、高速道路では法定速度まで速度を上げて走行していきます。新幹線や山手線などが走る線路を跨ぎ、東京モノレールの下を通過します。車高が高いので道路のフェンスを越えて普段とは違う風景が楽しめます。芝浦ジャンクションより台場線へレインボーブリッジを渡りながら薄暮のお台場の風景が眺められます。有明ジャンクションより湾岸線へ入ります。東京港トンネルを抜けると東海道・山陽新幹線の車両基地、貨物駅東京貨物ターミナル駅が見えてきます。東海ジャンクションより湾岸分岐線、京浜運河を走る東京モノレールを眺めながら羽田線へ入ります。多摩川を渡り、神奈川県川崎市に入り浜川崎で首都高速道路を降ります。
最初の目的地、扇町へ、再度オープンルーフが開き、夜景が見やすいように車内は減光されます。途中、南渡田運河を渡るときに昭和電工の綺麗な灯りが迎えてくれます。ここから扇町エリアになります。JR鶴見線の踏切を渡ると昭和電工ガスプロダクツやJR東日本火力発電所や小さな工場などがあり、工場内に通っている高さ4.1mの配管の下をスレスレで通過する光景も楽しめます。
次は、メインディッシュを味わいながら水江町へ移動、こちらでは10分停車、バスから降りて、日本食塩、東亜石油の工場や水江運河の向こうには川崎コンビナートのフレアスタックが見えます。フレアスタックは有害な物質を燃焼して無害化にして空中に放出する処理です。
千鳥町エリアへは、デザートを食べながら移動、神奈川臨海鉄道 千鳥町駅付近で停車して、日本触媒などの夜景を楽しみました。道路状況や天候に恵まれたラッキーな方は、千鳥町でも降車できるそうです。
バスは、今年3月に開通したばかりの「多摩川スカイブリッジ」を渡り再び東京都へ、この橋は多様な生物が生息する多摩川の生態系に配慮し照明の灯りが川面に漏れないよう配慮してあります。また、羽田空港の夜景が綺麗です。環八通りを通り、湾岸環八料金所より首都高速湾岸線へ多摩川トンネルを通り、川崎浮島ジャンクションから首都高速神奈川6号川崎線に入ります。高速道路上から進行方向左側には浮島エリアの工場をはじめコースで見学した工場が、進行方向右側には羽田空港、多摩川スカイブリッジ、東京スカイツリー、東京タワーなどの夜景を楽しみながら終点の殿町インターで首都高速を降り、シェフが各テーブルにあいさつに回り、終着地の川崎駅東口 ラ チッタデッラ前に21:30頃に到着、約3時間半のツアーでした。
料理の詳細は、オードブル(ベークドエッグポテト、カマンベールチーズのフリット、真鯛のカルパッチョ、キスのエスカベッシュカレー風味)・サラダ・スープ(ビシソワーズ)・パン・温菜(ムール貝のプロバンス風)・メイン(牛フィレ肉のロースト シャリアピンソース)・デザート(ミルクレープ、パンナコッタキウイソース)・ドリンク(コーヒー または ダージリン)となります。
料金は、大人12800円(小学生以下3000円引き)となり、お酒やソフトドリンク類(食後のコーヒーまたはダージリンは料金に含まれます)は別料金となります。
運行日は当初は6、7月の9日間限定運行の予定でしたが、人気が高く第2弾として8、9月の運行が追加となりました。
詳しくはホームページをご覧ください。
https://travel.willer.co.jp/restaurantbus/?mid=1464