京急電鉄:車内設備を一新!新造車両1000形20次車1890番台が登場
2021年5月28日
2021年5月6日木曜日より京急電鉄の新造車両1000形20次車1890番台が営業運転を開始しました。編成は4両で、外観は前面の貫通扉が中央に設置され従来の1000形とは印象が変わっています。
この車両の特徴は、京急電鉄初のロング・クロスシートに転換可能なデュアルシートで、座席指定列車時(モーニング・ウィング)の運行ではクロスシート、その他は状況に応じてフレシキブルに対応します。座席のデザインは、「三浦半島の旅」を想起する波をイメージしています。座席の幅は460mmとし、2100形より10mm拡幅されています。
また、各座席にコンセント、ドリンクホルダーが設置してあります。前面展望席を復活、乗務員室後方のクロスシートに座って前面展望が楽しめます。また、側面の車窓も楽しめるように細長い窓も設置してあります。
今回トイレが初めて設置されました。2号車はバリアフリー対応のトイレ、3号車は男性用トイレとなります。長距離利用者への配慮がなされています。
吊り手も改良され、利用者の握りやすさと安全性を高めるため、吊り手の径と太さが拡大してあります。
また、1号車と4号車に車いすスペース、2号車と3号車には、ベビーカーや大きな荷物が置けるフリースペースが設置してあります。
新造車両1000形20次車は、現在2編成が運行されています。