東名高速道路リニューアル工事実施中
2020年1月23日
昨年全線開通50周年を迎えた、ネクスコ中日本の東名高速道路で、高速道路リニューアルプロジェクトの一環として、現在リニューアル工事が行われています。リニューアルプロジェクトでは、老朽化した橋梁の床版の取替えや桁の補強、トンネルでは、沈下や形が変形したりしている場合、それを防止するインバートを設置、切土のり面を補強するためにはグランドアンカーの施工が行われています。また、集中工事は、複数の工事を短期間に集約して実施して工事規制の回数や渋滞の削減をしています。昨年10月29日(火)に取材したのですが、12月20日(金)まで実施の2019秋リニューアル工事では、大井松田IC~御殿場IC間にある下りの左ルートの酒匂川橋の上では、クレーンで新しい床版を取付ける作業が行われ、今回は全長725mのうち226.3mで床版を取替え、さらに防水工の施工、桁の補強が行われました。
また、都夫良野トンネルでは、諸設備を新設した電気室に移設、さらに換気塔の撤去工事が行われました。
リニューアル工事は2029(令和11)年まで、老朽化に伴い重大な変状に進展する恐れのある個所を対象に行われる予定です。