東京メトロ車両基地の日常業務公開
東京メトロ東西線の深川車両基地での日常業務が報道関係者に公開された。敷地は東京ドーム約2個分・300両が収容できる。基地内では車両洗浄や検査、広告張替作業などが日々行われ、安全で快適な車両を常に維持している。
東西線の安全運行に欠かせない、深川車両基地は東京都江東区塩浜にあり、敷地面積が86,860㎡(東京ドーム約2個分)あり、300両の車両が収容できる。
基地内のは3つの組織があり、深川車両管理所は東西線の検修計画や工程管理、検修に係る物品管理を行っている。また、深川工場では、車両を分解し、部品ごとに検査・修繕を行っている。車の車検にあたる全般検査、重要検査臨時検査を担当している。深川検車区では、在姿での検査・修繕を担当、月検査、列車検査、入出庫検査、車両清掃などを行っている。
深川検車区
清掃作業
洗浄線に洗浄車両が入線
外観はパッド、ブラシ、ホースなどを用いて清掃が行われる。
車内は、掃除機や布などで清掃される。
深川検車区のピットは、新ピットが2017年5月に竣工、空調が完備され作業環境改善が図られている。
車体と台車の切り分けをする装置
制輪子・車輪にあてるブレーキで月検査ではかなりの数を交換する
床下の機器を検査して行く
中吊り広告張替え作業
深川工場
座席シートを洗浄するため、座席シートを車両から取り外す
取り外した座席シートは冶具を用いて洗浄される 下2点画像(東京メトロ 提供)
車体と台車を切り分ける台抜き作業
車両を1両ごとに切り離す
台抜き作業
車体と台車が切り分けられた
車体から床下機器取り外し
台車から主電動機の取り外し
取り外された機器は、検査など保守作業が行われる
深川車両基地で働く人が入浴する風呂
多くの人の手によって安全運行・車内の清潔が保たれている