墨田区ラッピングトレイン「五彩」運行開始 子どもたちの作品が電車に

2026年8月28日(金)、墨田区ラッピングトレイン「五彩」の運行が始まりました。9月4日(金)から開催される「すみだ五彩の芸術祭」の共催企画として、墨田区内を走る東武亀戸線を中心に、大師線、伊勢崎線北部、佐野線、小泉線、桐生線でも運行されます。

墨田区ラッピングトレイン「五彩」

ラッピングデザインは、5月31日に開催された「こどもわくわくフェスティバル」で、墨田区の子どもたちが「すみだ」をテーマに描いた「すみだの色・かたち・文字」の数百点に及ぶ作品をもとに、千葉大学デザイン・リサーチ・インスティテュートの知見を活用して制作されました。東京スカイツリーやすみだ水族館のペンギンなど、墨田区の地域資源も散りばめられ、「みんながつくる すみだのげいじゅつさい」をキャッチフレーズに、地域の人々とともに創り上げる芸術祭を表現しています。

東武曳舟駅で行われた出発式では、墨田区の山本亨区長と「すみだこどもPR大使」が記念パネルの除幕を行いました。山本区長は、子どもたちの作品が千葉大学の学生らによってデザイン化され、東武鉄道の協力によって実際の電車として走ることを「夢のような企画」とし、「夢を乗せ、子どもたちの笑顔を乗せて走ってもらいたい」と期待を寄せました。また、「すみだ五彩の芸術祭」の周知と、子どもたちを大切にする墨田区の思いが広く伝わることへの期待も示しました。

山本区長とすみだこどもPR大使による除幕
山本区長

千葉大学デザイン・リサーチ・インスティテュートの張益準准教授は、今回の芸術祭について、作品を一方的に鑑賞するのではなく、子どもたちや学生、地域の人々が「一緒にデザインし、一緒に参加する」ことを大切にしていると説明。子どもたちがラッピングトレインを見て「自分も参加している芸術祭」と感じてもらうことを目指していると話しました。

張准教授
千葉大学の学生が加わっての記念撮影

除幕された記念パネルには、山本区長が「夢」と書き、「すみだこどもPR大使」が花火のイラストと「すみだ」の文字を描き、パネルが完成しました。

「夢」と描く山本区長
花火を描く、すみだこどもPR大使
「すみだ」と描く、すみだこどもPR大使
完成したパネル

その後、ホームにはラッピングを施した11252編成が入線し、10時33分、山本区長、すみだこどもPR大使、張准教授、千葉大学の学生による出発合図で発車しました。

電車は関係者の出発合図により発車した

子どもたちの作品と夢を乗せた『墨田区ラッピングトレイン「五彩」』は、12月20日(日)まで運行され、各地域を走りながら「すみだ五彩の芸術祭」の魅力を発信していきます。