西武鉄道:武蔵野鉄道開業110周年トレイン出発式を池袋駅で開催!

2025年10月22日(水)、西武鉄道池袋線の前身である武蔵野鉄道の開業110周年を記念し、「武蔵野鉄道開業110周年トレイン」の出発式が池袋駅で行われました。
武蔵野鉄道は1915年4月15日に池袋~飯能間で開業し、沿線の発展とともに歩んできました。

武蔵野鉄道開業110周年トレイン

出発式では、西武鉄道の後藤会長が挨拶に立ち、「沿線の皆さまに支えられながら発展を遂げてきた。これからも観光振興や地域活性化、文化交流など多岐にわたる分野で連携を深め、沿線をさらに盛り上げていきたい」と語りました。

挨拶する後藤会長

「武蔵野鉄道開業110周年トレイン」は30000系1編成で運行され、1号車と8号車には記念ヘッドマークが掲出されています。デザインは、今年7月に実施された公募(応募総数65作品)の中から岡橋明氏の作品が選ばれました。車内では、沿線地域の魅力を紹介する特別広告も掲出されています。

30000系と岡橋明氏
池袋方のヘッドマーク
飯能方のヘッドマーク

式典では、後藤会長をはじめ、金子池袋駅管区長、池袋線・西武秩父線沿線の10自治体代表者、そして岡橋氏によるくす玉開披が行われ、会場は大きな拍手に包まれました。

左から)練馬区副区長・宮下 泰昌氏、豊島区長・高際 みゆき氏、西東京市長・池澤 隆史氏、東久留米市長・富田 竜馬氏、清瀬市長・澁谷 桂司氏、西武鉄道取締役会長・後藤 高志氏、池袋駅管区長・金子 幸一氏、所沢市長・小野塚 勝俊氏、入間市長・杉島 理一郎氏、飯能市長・新井 重治氏、横瀬町長・富田 能成氏、秩父市長・清野 和彦氏、ヘッドマークデザインを手がけた岡橋 明氏


12時4分、金子管区長の出発合図により、代表者らを乗せた記念列車が後藤会長らの見送りを受けて池袋駅を出発しました。

出発合図をする金子管区長
後藤会長ほか関係者に見送られた

「武蔵野鉄道開業110周年トレイン」は、池袋線・豊島線・狭山線・西武秩父線で約1か月間運行される予定で、走行状況は「西武線アプリ」で確認できます。

西武鉄道 沿線価値創造本部 事業創造部エリアマネジメント担当課長 今西 和貴氏

企画を担当した西武鉄道 沿線価値創造本部 事業創造部エリアマネジメント担当課長 今西 和貴氏は、「出発式を終えて安堵感と期待感がある。今日のセレモニーをきっかけに、沿線の魅力を地域の皆さんと一緒にさらに高めていきたい」と語っていました。