東武鉄道:東上線 森林公園ファミリーイベント2025を10年ぶりに開催!

2025年3月23日(日)、埼玉県比企郡滑川町にある東武東上線の森林公園検修区で「森林公園ファミリーイベント2025」が開催されました。このイベントは10年ぶりの開催で、事前申込制で行われ、定員7,000人の枠は満員となるほどの人気ぶりでした。

当日は、会場へ直通するツアー列車も運行され、池袋発の「東上線 森林公園ファミリーイベント号」と、東池袋発の「有楽町線50周年記念!メトロ駅員と行く森林公園ファミリーイベント行き特別列車の旅」が参加者を会場へと運びました。

東上線 森林公園ファミリーイベント号
有楽町線50周年記念!メトロ駅員と行く森林公園ファミリーイベント行き特別列車の旅

人気の車両撮影会では、「東上線 森林公園ファミリーイベント号」ヘッドマークを掲出した50090型をはじめ、30000系、10000型、8000型、東京メトロ17000系が並び、多くの鉄道ファンを魅了しました。また、ステージでは東上線沿線サミット主催の「ヘッドマークコンテスト2024」の表彰式が行われ、最優秀作品のヘッドマークが8000型に取り付けられました。さらに、17000系にもヘッドマークが掲出されました。

人気の車両撮影会 左から50090型、30000系、10000型、8000型、東京メトロ17000系
8000型には、「ヘッドマークコンテスト2024」最優秀作品のヘッドマークを掲出
東京メトロ17000系にもツアー列車のヘッドマークが掲出された
展示車両を撮影する来場者

車両洗浄線体験乗車では、電車に乗ったまま大量の水が噴射される車両洗浄機を通過する貴重な体験ができました。

電車に乗って車両洗浄線通過を体験

運転台着席・車両ドア操作・放送体験では、8000型の運転席に座り、マイクを使って車内放送を行ったり、ドアスイッチを操作してドアの開閉を体験したりすることができました。

運転台着席を体験
車内放送を体験する参加者
ドア開閉スイッチを体験

電気検測車の実演では、車両が路上から線路へ移動する様子が披露され、パンタグラフを上げた状態での展示も行われました。

路上をから線路へ
レールに載せる為の作業
レールにセットされた電気検測車
パンタグラフを上げた電気検測車

スイッチマルチプルタイタンパーの実演では、夜間に行われるレールの歪みを修正する作業の様子が紹介され、さらに、防音パネルを下げた場合と上げた場合の作業音の違いが比較されました。

普段は見れないレールの歪みを修正する作業を紹介
防音パネルを下げた場合と使用上げた場合の作業音の違いを比較

その他にも、非常ボタン操作体験や架線作業車乗車体験などの体験型イベントが用意され、鉄道各社の物販ブースも並ぶなど、会場は終日賑わいを見せました。

非常ボタン操作体験