東武鉄道:新型車両80000系デビュー記念 出発式を開催!

2025年3月8日(土)、東武アーバンパークラインの新型車両運行開始を記念し、「新型車両80000系デビュー記念 出発式」が野田市駅で開催されました。当日はツアー列車として運行され、9:23に大宮方面から列車が入線。式典は駅コンコースで行われました。

野田市駅に入線するツアー列車
デビュー記念のマークが掲示された
鈴木孝郎・鉄道事業本部長

主催者の鈴木孝郎・鉄道事業本部長は、「80000系は、乗客の皆さんに喜んでもらうことを考えて設計された。運転席後ろのガラスや前面扉のガラスを大きくし、小さな子どもでも前が見えるように工夫した。また、ベビーカーを利用する母親が安心して座れる『たのしーと』も設け、子連れでも快適に過ごせる電車となっている。さまざまな工夫が施されているので、乗車の際にはぜひ注目してほしい」と挨拶しました。

今村繁・副市長

来賓の鈴木有・野田市長の挨拶を今村繁・副市長が代読し、「11年ぶりに新型車両が運行開始され、東武アーバンパークラインとともに野田市のPRにつながることを期待する」と述べました。

潮田玲子さん

ゲストとして出席した元バドミントン日本代表選手でタレントの潮田玲子さんは、「電車は通勤や通学など多くの人の交通手段であり、新型車両の登場はワクワク感や希望を与えてくれる。今回の車両の内装テーマが『リビング』と聞き驚いたが、リビングは家でホッとする場所でもある。忙しい日々の中で、乗客が癒される空間になれば素敵だと感じた。これから多くの人の思いを乗せて走る新型車両が、大活躍することを期待している」と話しました。

左から潮田さん、今村副市長、鈴木鉄道事業本部長、清水駅長
テープカットの様子

その後、会場はホームへ移動し、今村副市長、鈴木本部長、潮田さんによるテープカットが行われました。10:04には、今村副市長、清水駅長、潮田さんの出発指示合図により、80000系が出発しました。

出発指示合図の様子

80000系は、3月8日現在で3編成が導入されており、将来的には25編成の導入が予定されています。