越谷・川越エリアの店舗に手ぶらで決済出来る生体認証サービス「SAKULaLa」利用可能に

東武鉄道が日立製作所と共同開発している手ぶらで決済出来る生体認証サービス「SAKULaLa(サクララ)」が越谷・川越エリアの店舗で利用出来るようになりました。「SAKULaLa」は、クレジットカードやスマートフォンを用いることなく、端末に手をかざすことで決済できるシステムで2024年4月から東武ストア越谷店への導入を皮切りに現在東武ストアの6店舗に導入されています。1月15日からは初めて東武グループ以外の越谷・川越エリアの店舗での利用が可能となりました。越谷エリアでは11店舗、川越エリアでは9店舗で、業種は飲食店、ホテル、和菓子、自転車販売、写真館などがあります。

関森 初義会長


南越谷商店会の関森 初義会長は、サクララを導入したことで、お客様の安心・安全で利便性が高い買い物が出来る商店会として地元の活性化に繋げたいと話していました。

決済を確認する海鮮問屋「孝進丸」杉本 祐紀店長


また、海鮮問屋「孝進丸」の杉本 祐紀店長は、決済が早く、指静脈認証なのでクレジットカードの不正利用防止や財布からクレジットカードを取り出さず決済が出来るので、クレジットカードの忘れ物防止が期待できると話していました。

担々麺「侘寂美」大澤 和也店長

担々麺「侘寂美」の大澤 和也店長は、今までにない新しいシステムを導入したので常連さん以外の方にも足を運んでもらいたいと話していました。
サクララの利用には、指静脈やクレジットカードなどの登録が必要です。
しくはこちらをご覧ください。

お店での決済は、東武ストアのセルフレジでの決済と違い、タブレット端末に表示された金額を確認、生体認証専用端末に指をかざして、「ララッ」と音が鳴ったら、電話番号の下4桁を入力、決済するクレジットカードを画面から選択して決済が完了します。


静脈認証装置のスペックは、自分なのに認証を失敗する確率が1/1万、自分に似ている他人を認証する確率が、3本にすることで1/6520万となっています。さらに、電話番号の下4桁を入力することにより安全性が高められています。また、クレジットカード以外の決済にも導入事業者の要望により対応を検討していきます。

開発を担当した日立製作所 マネージド&プラットフォームサービス事業部 清藤 大介主任技師(左)と東武鉄道 経営企画本部 鈴東 祐介課長(真ん中)、公式キャラクター「サクラッコ」(右)


2025年度には、東武東上線の座席指定制列車「TJライナー」および上新電機、2026年にはファミリーマートへの導入が予定されています。

新越谷駅でサクララのPRが行われた

2025年1月28日まで、毎日12時から20時まで新越谷駅と川越駅のコンコースで「手ぶらでおでかけ応援!」キャンペーンを実施中です。SAKULaLa の登録や、加盟店でのお買い物などによってガラポン抽選券を集め、上記の抽選会会場に抽選券をお持ちいただくと、抽選会に参加できます。
詳しくはこちらをご覧ください。

抽選会会場