東武ファンフェスタ2024を南栗橋車両管区で開催!

今年は入場制限なしの開催となった

2024年12月1日日曜日、東武ファンフェスタ2024が埼玉県久喜市の南栗橋車両管区で開催されました。このイベントは今回で18回目の開催となります。昨年までは事前応募制でしたが、今回は入場制限なしでの開催となりました。人気の車両撮影会では、今回初のN100系「スペーシアX」をはじめ、100系「いちごスペーシア」、500系「リバティ」、200系「りょうもう『カルピス』EXPRESS」、10030型、東武アーバンパークライン愛称導入10周年を記念して、船橋から運行された8000型8111編成「2024東武ファンフェスタ号」が並びました。

人気の車両撮影会

SL検修庫には、SL「大樹」を牽引するC11形 207号が全般検査中で、普段は目に出来ない分解された状態で展示してありました。工場棟内では、500系「リバティ」の車体を移動させるデモンストレーションが行われ、見学者は宙を移動するシーンを撮影していました。また、行先表示器操作の体験では、大勢の希望者が並び気に入った行先を表示したり、来場者がドアモックアップの開閉やパンタグラフ操作の体験を楽しんでいました。

SL検修庫ではC11形 207号の部品が並んだ
大勢の見学者が見守る中、車体移動をする500系「リバティ」
行先表示器操作の体験
LEDの行先器表示体験


有料事前応募制の体験も用意され、鉄道の安全を守る保守車両の体験乗車では、南栗橋駅~会場間を体験者を乗せて運転されました。編成も軌道モーターカー(2514)にレール運搬用車両を組成した編成で、終電後の深夜にしか見れない貴重な姿が再現されました。軌道モーターカーは、主に鉄道の保守作業に使用される保線用機械の一種で、レールや砕石、工事用資材を運搬しています。また、外観は他の軌道モーターカーは凸型ですが、この車両は唯一の箱型です。東武鉄道では、通路と分岐器の手前では一旦停止の規則があり、安全を確認しながら進んで行きました。
他にも架線作業体験やレール削正車の実演などや東武鉄道をはじめとした鉄道物販エリアなどが並び会場は賑わいました。
会場には16328人(歴代3位)の来場がありました。

保守車両体験乗車
運転の様子が間近で見学出来た
通路では一旦停止して進む
来場者で賑わう鉄道物販エリア
休憩車両に使用された634型「スカイツリートレイン」