東武鉄道新型特急車両N100系「スペーシア X」「2024年ブルーリボン賞」を受賞!

2023年7月15日より東武鉄道で運行を開始した新型特急車両N100系「スペーシア X」が2024年5月23日に鉄道愛好団体である鉄道友の会の「2024年ブルーリボン賞」を受賞しました。


「ブルーリボン賞」は前年に登場した車両の中から選考され最優秀車両に贈られる賞です。次点の優秀車両には、「ローレル賞」が授与されます。東武鉄道では、1991年に100系「スペーシア」が「ブルーリボン賞」、2018年に500系「リバティ」が「ローレル賞」を受賞しています。
10月27日の東武日光線東武日光駅でブルーリボン受賞式が行われました。式典に合わせて、浅草駅から鉄道友の会関係者とツアー客を乗せた特別列車が運行されました。車内では、車両の開発秘話の紹介や営業開始日の思いや一番列車を乗務した車掌さんの話などが披露されました。
式典は、東武鉄道 都筑 豊社長の挨拶から始まりました。挨拶の中で「名誉あるブルーリボン賞を受賞出来たことは、本当に喜びに堪えない、今後も皆様に愛されるよう努力を重ねていく」と話していました。また、鉄道友の会 佐伯 洋会長の祝辞では、「今まで友の会贈呈式は何回も経験しているがこんなわくわく感を持ったのは初めて」と挨拶がありました。

挨拶する都筑社長
鉄道友の会 佐伯会長


尾藤 千秋選考委員長より選考理由の発表では「伝統工芸、日光の歴史を取り入れたデザイン個室やラウンジ、プレミアムシートなどバリエーション豊富な座席や車内設備、存在感あふれる外観フォルムなど」が評価されました。

賞状が佐伯会長から都筑社長へ贈呈された。
記念盾が鉄道友の会 松田副会長より東武鉄道 鈴木常務へ贈呈された。
車体に受賞記念ロゴが掲出された
車内の受賞記念プレート


その後、賞状の授与、受賞盾の授与が行われ、車体に掲出された受賞記念ロゴがお披露目されました。
式典終了後は、記念グッズの販売やスペーシア X 車内で限定発売のビール・コーヒーの試飲が振舞われました。記念ロゴは、2号車・5号車の車外側面に約一年間掲出されます。
また、記念プレートは車内の壁面部に掲出されています。