2024年9月、西武線の所沢駅西口に「エミテラス所沢」がオープンしました。
建物は7階建て、店舗面積約43000平方メートル、テナント数142店舗、約1700台収容可能な駐車場を備えている大型商業施設です。駅から約徒歩4分で施設とは通路で結ばれています。

フロアには特徴ある施設や設備があります。
「こもれびフードホール」１階にあるフードホールで、約1000席の客席が用意され２２の飲食店舗があります。また、靴を脱いでくつろげる「こあがり席」や予約制の「パーティールーム」も備えています。また、テラス席も用意されています。

2階にある吹き抜け空間の「TOKOROZAWA e-CUBE」は、547インチの大型モニターやLEDビジョンやムービングライトやスピーカーを備え、スポーツやeスポーツ、音楽、ライオンズ戦パブリックビューイング、地域交流イベントなどが実施されます。日常的に「スポットライトオーケストラ」、「EmiTerrace DREAM HANABI」などのインタラクティブデジタルコンテンツが楽しめます。

4階に、食事やエンタメを感じる施設があります。
そらくもダイニングは、７軒のレストランが並びます。利用時にその場で並ばなくてもデジタルを使用して呼び出す仕組みがあります。

「そらくもひろば」は、「そらくもダイニング」の隣にあり、屋内の「なかひろば」には未就学児用のプレイエリアが設置され、屋外の「そとひろば」には噴水広場や山などの子供向け遊具や休憩できるベンチなども用意されています。

同じフロアにある「T・ジョイ　エミテラス所沢」は最新設備を備えたシアターで、１２シアター１，８７２席のシネマコンプレックスです。普通のシートの他に、エグゼクティブシートやプレミアムシート、ペアシートなどが用意されています。

また、通路の壁などには、ベルーナドームの人口芝を再利用した装飾が飾られています。

トイレやベビーカートの利用状況は各フロアのデジタルサイネージで確認出来ます。

この場所は2000年までは西武鉄道の所沢車両工場があった場所で、1960～1970年代は西武鉄道のほとんどの車両をこの工場で作っていました。そのほか、鉄道車両の定期点検や自動車の点検・修理、西武園ゆうえんちやとしまえんの遊戯物の点検修理などを行っていました。エミテラス所沢のシンボルとして、所沢車両工場にゆかりのある鉄道遺構が展示されています。

駅直結の便利さと、多彩な施設やイベントで楽しめる「エミテラス所沢」で１日楽しめます。