新たな海上交通として、葉山マリーナとSHONAN江の島桟橋間を結ぶ「海上タクシー」を運行中!
2024年3月より、新たな海上交通として、葉山マリーナとSHONAN江の島桟橋間を結ぶ「海上タクシー」が運行されています。陸上の交通機関を利用しての葉山マリーナから江の島へ移動する所要時間は約1時間半かかっています。さらに休日などは渋滞が発生してさらに時間がかかります。2024年3月に神奈川県が湘南港に整備を進めていた「SHONAN江の島桟橋」が竣工しました。それに合わせて「葉山マリーナ」と「SHONAN江の島桟橋」間を結ぶ「海上タクシー」が運行しています。所要時間は約30分で陸上の交通機関の移動に比べ、移動時間がかなり短縮されました。運賃は片道3,000円で1日3往復運行中です。海上タクシー船の定員は10名で、最小運行人数は2名からとなります。
利用には電話予約が必要で1か月前から前日まで受付けています。(TEL:046-875-0002)
葉山マリーナでは、クルージング待合室に係員が迎えに来ます。葉山マリーナは1964年、東京オリンピックの開催で葉山がヨット競技のサブマリーナとなり、競技関係者滞在ホテルとして開業しました。現在もヨットレースが開催され、江の島や富士山を望むクルージングやレンタルボートの体験などが行われ、複合商業施設も併設しています。
乗船場所へは艇置中のヨット・モーターボートがたくさん並ぶオーナーしか入れない所を通っていきます。海上タクシー船のキャビンは丸テーブルにソファが並び、天気が良い日には、後方デッキのベンチに座り、開放的な景色が楽しめます。さらに、操縦席の前にもシートが用意され前面展望が楽しめます。船は「葉山マリーナ」と「SHONAN江の島桟橋」間を弧の字に航行、森戸海岸付近では、ヨットマンだった石原裕次郎さんの三回忌を記念し建設した葉山灯台(裕次郎灯台)と名島に建つ森戸神社の鳥居、江の島、さらに空気が澄んでいれば富士山を一緒に見ることが出来ます。船は速度を上げ、スクリューの水しぶきや風を楽しみながら江の島へ向かいます。逗子マリーナや稲村ヶ崎などが見え、タイミングが合えば江ノ電を見ることが出来ます。クルージングを楽しんでる間に江の島が近づき減速、湘南港灯台の近くにある「SHONAN江の島桟橋」に到着しました。利用により、県内有数の観光スポットである葉山と江の島を1日で楽しめます。
詳しくは、葉山マリーナの公式ホームページをご覧ください。