東武ストアに指をかざして決済可能なセルフレジ導入
2024年4月27日
東武鉄道と日立製作所は生体認証を活用したデジタルアイデンティティの共通プラットフォームの第一弾として、指静脈認証を活用し、指を専用装置にかざすだけで決済が出来るセルフレジが、東武ストアの越谷店に導入されました。(今後、みずほ台店、新河岸店にも導入されます。)
東武ストアは、東京、埼玉、千葉で60店舗を展開、そのうち37店舗が駅ナカ、駅前の立地で、昨年度は購入客の47%がキャッシュレス利用です。夕方になるとお酒とおつまみなどを帰宅客が、多く年齢確認を行うために有人レジが混んでしまい、お酒を諦める利用客もいるそうです。このシステムを導入することで、トブポアプリの提示が不要になり、お酒の購入もセルフレジで行えます。またクレジットカードを登録すると支払決済も可能となります。登録は、東武ストアの登録カウンターで受付けています。
セルフレジの利用方法は、画面で「生体認証を利用してお買い物開始」ボタンを選択して、専用装置に登録した3本指(人さし指,中指,薬指)をかざします。
これにより年齢確認が行われ20歳以上の場合お酒も購入できます。商品をスキャンして登録、支払方法で「クレジット」を選ぶと登録されているカードを表示、選択するして、再度、専用装置に登録した3本指をかざすと決済完了となります。
かざす指は左右両方登録してあるのでどちらでも大丈夫です。
静脈認証装置のスペックは、自分なのに認証を失敗する確率が1/1万、自分に似ている他人を認証する確率が、指1本で1/100万、3本にすることで1/6520万となっています。
今後の展開としては東武ストアへの導入店舗の拡大や商業施設、ホテル、アミューズメントなどへの導入も計画中です。