西武豊島線豊島園駅近くにあるバーデと天然温泉「豊島園 庭の湯」が開業21年目を迎え、男性フィンランドサウナがリニューアルオープンしました。庭の湯は、造園設計家である小形研三氏が1200坪の閑静な日本庭園を望み、「大人の湯処」をテーマに自然と天然温泉が楽しめる施設として2003年にオープンしました。

施設内には、天然露天風呂、露天信楽焼風呂、天然温泉浴などあり、泉質は含よう素-ナトリウム-塩化物強塩温泉です。また水着着用で利用出来る水の特性を利用して身体各部のマッサージを行うバーデプール、また、温度の高い野外天然温泉ジャグジーや肌に優しい軟水ジャグジー、野外フィンラウンドサウナも完備されています。

今回リニューアルのサウナはフィンランドの庭をテーマとしています。サウナエリアへ入ると生きた緑の植物や花が飾られ、柱や床などに天然木が使用され、フィンランドの森いる雰囲気が演出されています。

水風呂は湖をイメージ、アヴァントプール（凍った湖に穴をあけてサウナで温まった身体を冷やす天然のプール）は湖面をイメージした深さ140cmの水風呂となっています。下には作れないので、アクリル板で水風呂してあります。水風呂へははしごを登り入ります。この光景は旭山動物園のアザラシような立体展示をイメージしています。水をかぶる所は頭上に桶があり、ロープを引きと水を浴びます。

サウナ室では、背もたれに輪切り丸太、天井部に滑らかなカットを施した天然木材が使用され、アロマの香りが漂います。加熱した石に水をかけることで高温の熱気が発生し、たっぷりと汗を流すことができます。また、サウナの息苦しさを解消するために、ドア下部に10センチの隙間が設けられています。
さらに、古代ローマ風呂の蒸気浴が楽しめるテルマリウムサウナもあります。

サウナをプロデュースした、TTNE株式会社の、ととのえ親方こと松尾大氏は、非日常でしっかりリラックス出来るのがコンセプト、電車で来て自然に帰ってほしいと話していました。

サウナの後のサウナ飯とサウナドリンクはお食事処「緑水亭」で食べれます。メニューは、オープン時から人気のあんかけもやし中華そば、スパイシーなタコソースとトロトロチーズ、シャキシャキ野菜を絡めて食べる石焼タコライス、手作りカツを使用、味は少し辛めの庭の湯スパイスかつカレー、オロナミンCと牛乳をミックスした冷やしオロミ、オロナミンCとポカリスエットをミックス冷やしオロポなどがあり、サウナ利用者向けの味付けとなっています。また、同じフロアにはバーカウンター、ラウンジ、リラクゼーションルームが併設されています。

詳細は公式ページをご覧ください。