奈良まほろば館:奈良より旬の観光情報をお届けいたします。(2024年4月)
●奈良まほろば館のイベント案内4月号を発行しました。イベント・講座の最新情報は、HP内で随時ご案内し
ておりますので、あわせてご覧ください。
https://nara-mahoroba.pref.nara.jp/wp-content/uploads/2024/03/91eb3c775d6716e56c80ec4e79951996.pdf
●奈良の観光に関するトピックス
・なら歴史芸術文化村 特集展示 「修理完成記念 當麻寺の仁王さん」
4月6日(土)~5月12日(日)
なら歴史芸術文化村の修復工房では令和4年度より、當麻寺金剛力士像の修理を行っています。このうち、阿形像の修理が完成したことを記念し、特別に展示します。
當麻寺や仁王門の歴史に触れつつ、修理でよみがえった阿形像の迫力ある姿をご堪能ください。
https://www3.pref.nara.jp/bunkamura/item/3483.htm#itemid3483
・當麻寺 練供養会式
4月14日(日)
當麻寺春の大祭で、中将姫の現身往生を再現する行事。観音菩薩、勢至菩薩ら二十五菩薩が、現世に里帰りした中将姫を迎えて、極楽へ導くという儀式です。
1000年を越える伝統を持つこの行事は、我が国の「練供養」の発祥で、境内は、数多くの参詣者で埋め尽くされます。
今年の1月には、国の重要無形民俗文化財に指定されました。
https://www.taimadera.org/purpose/3/p8.html#1
・漢國神社(林神社) 饅頭まつり
4月19日(金)
我が国で唯一の饅頭(まんじゅう)の社。林浄因命は中国淅江省の人で、1349年に来朝し漢國神社の社頭に住まれ、わが国最初の饅頭をお作りになり好評を博しました。
その後、足利将軍家を経てついには宮中に献上するに至りました。饅頭まつりでは、菓業界の繁栄を祈願する「饅頭まつり」が執り行なわれ、全国からたくさんの饅頭が献上されます。
https://kangou-jinja.jp/manju/
・橿原神宮 春の特別参拝と重要文化財 織田家 柳本陣屋御殿「文華殿」特別公開
4月20日(土)・21日(日)、4月27日(土)~5月6日(月)
内拝殿での特別参拝の後、現在保存修理中の重要文化財 織田家 柳本陣屋御殿「文華殿」(旧織田屋形大書院及び玄関)内部の貴重な様子を特別公開いたします。
保存修理工事は折り返しを迎え、本公開以降は元の姿へ復す作業が行われるため、内部の状況を見ることができる、最後の公開となります。
https://kashiharajingu.or.jp/news/11958.html
・へぐり時代祭り
4月29日(月)
平群町最大のイベント”へぐり時代祭り”
参加者総勢250名以上で歩く古代から線が奥までの絢爛たる絵巻物ともいえる「時代行列」は必見です。
近鉄平群駅前を歩行者天国にして模擬店がずらりと並び、子どもから大人までが楽しめるイベント「くまがしフェスティバル」や
春の自然と歴史を満喫する「歴史ウォーク」など、へぐりを丸ごと楽しんでいただけるお祭りです。
https://www.town.heguri.nara.jp/soshiki/12/12528.html
時代行列:https://www.town.heguri.nara.jp/soshiki/12/12951.html
・談山神社 春のけまり祭
4月29日(月)
大化の改新の立役者である中大兄皇子と御祭神藤原鎌足公の出会いのきっかけとなったのが、元興寺(現飛鳥寺)でのけまり会です。
けまりをしている中大兄皇子の沓が脱げて飛んでしまったものを、藤原鎌足公が拾い上げ恭しく差し出しました。
そこから、身分を超えたお二人の親交がはじまり、のちに大化の改新が興ります。談山神社では、春と秋に鞠装束に身を包んだ鞠人達により、蹴鞠(けまり)が奉納されます。
https://www.tanzan.or.jp/gyouji.html#4gatsu
・薪御能 春日大社・興福寺
5月17日(金)、18日(土)
薪御能は、全国各地で行われている「薪能」の起源とされ、奈良を代表する伝統行事の1つです。
かつて春日大社や興福寺などの神事で奉仕していた「大和猿楽四座」を原点に、現在は観世(かんぜ)・金春(こんぱる)・宝生(ほうしょう)・金剛(こんごう)の「能楽四座」による能と、
大藏(おおくら)流による狂言が、2日間にわたって奉納されます。燃える薪の灯りの下、長い年月を経て受け継がれてきた「薪御能」が演じられる様子は幻想的です。
https://narashikanko.or.jp/topics/takigiono/
・大和三大観音 あぢさゐ回廊 長谷寺・岡寺・壺阪寺
5月25日(土)〜7月7日(日)
各寺それぞれ工夫を凝らして紫陽花を荘厳され、ご参拝の皆様をお迎えしてくれます。また、期間限定の切り絵御朱印もご用意されています。
https://www.hasedera.or.jp/promotion/1/blog_detail.html?key=entry&value=532
・唐招提寺 御影堂特別拝観
6月5日(水)~6月7日(金)
開祖・鑑真大和上を偲び、国宝鑑真和上坐像を収めた厨子の扉が特別に開かれ、そのお姿を拝観することができます。
拝観方法について
個人の拝観者は予約不可、団体の拝観者(30名様以上)は予約のみの受付とさせて頂きます。
①御影堂内の参拝人数については、1時間あたり、凡そ250名様程度(個人と団体を合わせて)とさせて頂きます。
②受付の方法
【個人】1時間当たり150枚の整理券を当日配布。
【団体】30分1コマで、事前予約のみ。1団体30名以上、50名まで。(予約は先着順、電話等での受付時間は9時から16時まで。)
https://toshodaiji.jp/topics