東武8000系誕生50周年記念講演会・ 50th Anniversary lecture Tobu 8000 birth
東武鉄道8000系は、1963年(昭和38年)に誕生した通勤車両で1983年(昭和58年)までに712両もの車両が製造され、民鉄最大の製造両数を誇り、沿線の通勤・通学輸送に貢献し、現在も東上線や野田線などで活躍しています。
今年は8000系の誕生から11月で50周年を迎え、11月3日に東武博物館栄誉館長 花上嘉成氏による「8000系誕生50周年記念講演会」が行なわれました。
会場は満員でした。
8000系についての講話があり、最初に東武鉄道に到着した車両は、8101号編成ではなく8106号編成だったとの事でした。また約20年間製造された為、踏板や台車など部品等のバリエーションについての話しや、東武博物館が所有している動態保存車8111編成や、今年9月に廃車になった8101号編成の保存についての話しもあり、参加者が熱心に公聴ていました。
8000系について講演をする花上名誉館長
※許可を得て撮影
また、講演終了後、サプライズで花上夫妻が今年でご結婚50年を迎えたのを祝して、東武博物館友の会の方より、花束の贈呈がおこなわれました。
東武博物館友の会の方から花束の贈呈
記念講演会は、終了しましたが東武博物館では、来年1月13日(月・祝日)まで「東武鉄道8000系のあゆみ1963―2013」を記念物・保存物コーナーで開催中です。
8000系の貴重な写真をはじめ、資料やヘッドマーク、8101号編成の部品展示がおこなわれています。
記念物・保存物コーナーに展示された部品や資料
このコーナーは、撮影禁止となっています。
今回は許可を得て撮影しています。
また、館内には、8101号編成の本物の台車とパンタグラフが展示してあります。
台車とパンタグラフ
ほかにも運転士気分になれるシュミレーターや実物の車両から模型まで展示してありますので、この機会に訪れてはいかがでしょうか?
開館時間
10:00~16:30(16:00までにご入館ください)
休館日
毎週月曜日(月曜日が祝日・振替休日の場合は翌日)
年末年始(12月29日~1月3日)
入館料
おとな 200円(100円) こども(4才から中学生まで)100円(50円)
- ※( )内は20名様以上の団体入館料。団体の場合は3才から有料です。
- ※障害者手帳所持者は当人および付添者2名まで半額とさせていただきます。
- ※休憩コーナーにはテーブルとベンチを設置しており、飲食にご利用いただけます。(レストラン等の施設はございません。)
交通案内
東武スカイツリーライン東向島駅下車(駅のとなり)
所在地・電話番号
〒131-0032 東京都墨田区東向島4-28-16
TEL.03-3614-8811(代)